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2018年4月2日

糖尿病と睡眠障害(その2)

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Ⅳ 睡眠相後退症候群・非24時間睡眠覚醒症候群の治療
 
一般的には、この睡眠相後退症候群・非24時間睡眠覚醒症候群は思春期から青年期に発症することが多く、夏休みなどの長い休暇中の昼夜逆転生活、受験勉強による夜更かしなどが発症の原因となります。しかし、徹夜、交代勤務などが発症のきっかけになることもあります。
 治療として確立したものはまだありませんが、3時間ずつ入眠時間を遅らせて、ほぼ一週間後に入眠時間を望ましい時間帯に固定する「時間療法」、照明器の前0.5から1メートルに座り1分間に1回光源を2時間見続ける「高照度光療法」、ビタミンB12投与や、メラトニン投与などが試みられています。
 これらの病気になると、二次的に自信喪失、抑うつ気分、意欲低下などのうつ病に似た状態になりがちで、実際にうつ病と診断されていた人もいます。はっきりと睡眠相後退症候群のように昼夜が完全に逆転していないまでも、何らかの睡眠障害を訴える患者さんは意外と多く、糖尿病患者の56.4%もの人が睡眠障害を訴えていたという調査結果もありました。
 また、ある調査では、高校生・大学生では平日は睡眠時間が短く、平日と週末の睡眠時間は100分以上の差があり、週末では起床時間が2時間以上も遅くなるという結果が示されました。特に1型糖尿病の若い患者さんでは、朝の起床時間のずれはインスリン注射時間のずれをもたらし、やがては血糖コントロールの乱れを引き起こすことになります。
 一般的に、就寝時間が遅かったり、睡眠時間が短かったりすると血糖コントロールは悪化します。また、夜更かしをして、本来眠っているべき時間に明るい光を浴び続けることはホルモン分泌をはじめとして体内時計にとって決して良いことではありません。夕方から夜にかけて光を受けると、生物時計の位相が後退して、早朝に光を受けると、生物時計の位相が前進します。
 朝、起床直後に日光に当たるのは医学的にも健康に望ましいのです。 

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