再診の方は原則「予約制」となります。
052-930-1311
お知らせ
2017年1月23日

よい血糖コントロールを得る方法(2)

0

 Ⅴ 新しい治療を恐れない
 
 血糖値を測るたびに、自分のHbA1cの値を聞くたびに、悪い値を聞くことは、気が重いことです。この嫌な気分を繰り返さないために、血糖値コントロールを改善する必要があり、そのためには何か新しい治療を始める必要があるかもしれません。食事療法だけの人は、内服治療が始まるかもしれないし、内服治療の人は内服薬を増やす必要があるかもしれないし、あるいはインスリン治療に切り替える必要があるかもしれません。インスリン治療中の人はインスリン注射回数を増やす必要があるのかもしれません。新しい治療を始めることを躊躇してはいけません。
 血糖コントロールが改善してから、患者の皆さんが思うのは、何故もっと早くこの治療を始めなかったのかということなのです。

Ⅵ 低血糖時に補食をとりすぎない
 
 低血糖で補食するときに、食べ過ぎに注意しましょう。低血糖の自覚症状が補食で消失するまでに30分位かかります。自覚症状が消えるまで、食べ続けるのは止めましょう。反動で高血糖が持続する原因です。

Ⅶ 薬に頼りすぎない
 
 食事療法だけの時は一生懸命食事を守っていた人でも、一度内服薬やインスリン治療が始まると、食事療法がおろそかになりがちです。薬は決して全てを解決してくれません。内服薬やインスリン治療は、食事療法がきちんと守られているという前提で、投与量が決められていることを忘れずに、薬に頼りすぎないようにしましょう。

Ⅸ あきらめない
 
 血糖値がなかなか良好なレベルに達しないでも、決してあきらめないでください。食事療法でも運動療法でも、自分で考えてよいと思うことを、何度も繰り返してみてください。やがてきっとよい結果が得られます。

一覧に戻る
0
ページトップへ
ご予約はこちらから
tel 052-930-1311 FAX 052-930-1310
再診の方は、原則「予約制」となります。※急患や初診患者はこの限りではありません
地下鉄東山線千種駅5番出口から徒歩1分
地図を見る
診療時間と休診日