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2020年4月20日

よくある食事療法に関する質問(その2)

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質問4:夕食後、何時間したら寝てもよいのでしょうか?

回答
 食物が胃内に停滞する時間は消化に要する時間で、一般的には2~3時間は必要だとされています。このことから、夕食後2~3時間後に就寝する様に勧められています。
 しかし、表に示した様に、摂取した食品の種類、量、調理方法により胃内の停滞時間は異なります。また、同じ食品でも、やわらかく、大きさが細かいほど、胃内の停滞時間が短くなります、このため、夕食の時間が遅くなり、摂取後2から3時間後に就寝することが難しい場合では、胃内停滞時間が短くなる様な食事内容にする必要があります。すなわち、
(1)食事量を少なく
(2)食品をやわらかく
(3)大きさを細かく
(4)揚げ物を極力控える調理方法とする
ことが大切です。
                                          調理方法と胃内滞留時間

食材量 調理方法 分量(g) 胃内滞留時間

米 炊く 50 1時間45分
100 2時間15分      
150 2時間45分
200 3時間15分
さつまいも 焼く 100 3時間
蒸す 100 3時間
卵 生 100 2時間30分
半熟 100 1時間15分
ゆで 100 3時間15分
牛肉 生(たたき) 100 2時間45分
焼く(ステーキ) 100 2時間15分
カレイ 生(さしみ) 100 2時間30分
煮る 100 2時間45分
焼く 100 3時間 
                                   

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