再診の方は原則「予約制」となります。
052-930-1311
お知らせ
2021年2月1日

変形性膝関節症(その1)

0

Ⅰ はじめに
 
糖尿病患者を含めた中高年のヒトで膝関節痛を訴えることが、近年増えてきています。膝関節痛を生じる代表的な関節疾患は変形性膝関節症で、国内の患者数は2千万人を超えるといわれています。ただし、患者さんの訴えはあくまでも「膝周囲の痛み」であり、膝関節痛ではありません。膝の痛み=変形性膝関節痛ではありませんので、膝周囲の痛みを起こす他の疾患も忘れてはいけません。

Ⅱ 変形性膝関節症自己診断のポイント
 
1)どのようなときに痛むのか?
変形性膝関節症は歩行開始時の疼痛が特徴的な所見で、安静時痛はあっても軽度です。安静時痛が強いときは、骨関節疾患であれば骨腫瘍や関節リウマチを疑う必要があります。また、関節外病変として、腰椎病変に伴う神経根性疼痛や下肢に生じる帯状疱疹が原因であることもあります。この様な神経障害性の疼痛は安静時にも症状がみられることが一般的です。

2)いつから痛むのか?
変形性膝関節症の場合、いつから痛みが生じてきたかは定かでないことが一般的です。むしろ急に疼痛が増強してきた場合は、化膿性関節炎、偽痛風などを疑う必要があります。
 
3)痛みだしたきっかけがあるのか?
外傷があれば半月板損傷を疑います。また、骨粗鬆症に伴う脆弱性骨折による膝骨壊死という疾患は、軽微な外傷を機転として発生することがよくあります。
 
4)歩き方の特徴
変形性膝関節症に特徴的な所見は、下肢に体重をかけた際に膝関節が外側へ偏位する、いわゆるlateral thrustという動きをすることです。

5)触診所見の特徴
熱感が強い時は感染症が疑われます。関節に腫脹があれば穿刺をして調べる必要がありますから専門医を受診する必要があります。

Ⅲ 変形性膝関節症の確定診断は専門医に
 最終診断は、X線画像所見やMRI所見での鑑別診断が必要です。専門医を受診しましょう。

一覧に戻る
0
ページトップへ
ご予約はこちらから
tel 052-930-1311 FAX 052-930-1310
再診の方は、原則「予約制」となります。※急患や初診患者はこの限りではありません
地下鉄東山線千種駅5番出口から徒歩1分
地図を見る
診療時間と休診日