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2017年3月6日

正しい靴の選び方(その2)

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Ⅳ 靴を買うときの注意

1)その靴を履くときに履く靴下を履いて靴を選びましょう。
 ストッキングのような薄手の靴下を履くときと、綿製ソックスのような 厚手の靴下を履くときでは、足の指先の余裕が変わります。いつも履く靴下で靴のサイズを測りましょう。

2)通信販売で靴を買ってはいけません。
 靴は必ず店頭で実際に履いてから選ぶようにしましょう。靴の専門店にはシューフィッターの資格を持った販売員がいます。この資格を持った販売員はあなたに最適な靴を選んでくれます。

3)靴は夕方に買いましょう。
 誰でも夕方になると朝に比べて足がむくんできます。朝に合わせて買った靴は夕方になるときつくなることがよくあるからです。

4)靴を買うときは毎回サイズを合わせましょう。
 足の大きさは変わります。体重の変化が足のサイズに影響します。外反母趾のような足の変形が起これば、当然足のサイズも変わります。

5)左右の足に合った靴を選びましょう。
 足の大きさは左右で違います。足の第二趾が一番長い人は、この一番長い指に合った靴を選ぶようにしましょう。

6)靴の幅の一番広いところと、自分の足の一番広いところが一致した靴を買いましょう。
 私たち日本人は、欧米の白人に比べると「幅広・甲高」です。ファッション性を重視した外国製の靴を買うときには、特に注意が必要です。

7)指先に余裕のある靴を選びましょう。
 足の指が自由に動かせるくらいの余裕が靴の指先部分には必要です。

8)選んだ靴を履いてお店の中を歩いてみましょう。
 自分の足のあった靴は、すぐに快適に歩けます。販売員がいう、「履き慣れる」ことはありません。歩いてみて、少しでも痛ったり、窮屈な感じがする靴を買ってはいけません。

9)靴紐で結ぶタイプの靴を買いましょう。
 スリッポン・タイプの靴は、靴が脱げにくいように幅が狭く作られています。紐で結ぶタイプの靴は、紐を緩めることで靴の幅の調節ができます。私たち日本人の足は、欧米の白人のように足のかかとの部分の骨が出ていないため、スリッポン・タイプの靴が解剖学的に脱げやすいのです。このため、スリッポン・タイプの靴を買うときに脱げにくい(足には窮屈な)靴を選びがちです。注意しましょう。

10)プラスチック製や合成皮革のような通気の悪い素材でできた靴は止めましょう。

11)革製の靴裏よりもクッション性のよい靴を選びましょう。

12)ハイヒールのような踵の高い靴よりも平らな靴を選びましょう。
 踵が高くなればなるほどつま先への負荷が強くなり、足が前にずれやすくなり、足がずれる度に足の指に負担がかかります。

13)家に帰ったら買った靴を履いて家の周りを1時間位歩いてみましょう。
 もし、足が痛くなったり、赤く腫れるところがあったならば、直ぐにお店に靴を返すか、もっと合う靴に換えてもらいましょう。

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