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2016年2月29日

高血圧にならない12の方法(その2)

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7 筋力トレーニングを始める
 最近の血圧と運動に関する研究によると、ウェートトレーニングなどの筋力アップを計る運動は、有酸素運動と同様に、収縮期血圧と拡張期血圧の両方を低下させる効果があるとのことです。したがって、上の血圧も下の血圧も下げることになります。また、筋力アップを計ると、結果として筋肉の量が増え、血糖値の低下にも繋がりますから、筋力トレーニングはまさに一挙両得な運動ともいえます。

8 体重に気をつける
 もし、あなたが標準体重ならば、今の調子を続けて下さい。もし、太っているか肥満傾向にあるときは、食事制限をして、減量に努めて下さい。どの程度までの食事制限が自分には実行可能かを考えながら、栄養士と相談して、最適なダイエットプランを作成して実行して下さい。

9 アルコールは程々に
 適量のアルコール摂取は、動脈硬化を予防する善玉コレステロールを増加させたり、ストレスを解消したりする働きがあり、健康に有用といえます。しかし、アルコールの飲み過ぎはつまみの摂り過ぎにつながり、結果としてナトリウムの過剰摂取となります。

10 ストレスの発散を上手にしましょう
 「よく学び、よく遊べ」とはよくいったもので、働くばかりで余裕のない生活を送っていると、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まるとされています。ヨガを習ったり、瞑想時間を作ったりするのもよい方法ですが、これ以外にも自分にあった上手にストレスを発散させる方法を考えて実行しましょう。一日に一回は、ストレスを発散させる時間を作るようにして下さい。

11 自分が内服している薬はすべて主治医に知らせましょう
 内科ばかりでなく、眼科や整形外科など複数の医療機関を受診している患者さんも少なくありません。薬の中には、血圧を上げる働きのあるものもありますし、降圧薬の働きを妨害するものもあります。自分が内服している薬を主治医に正確に伝えるようにしましょう。

12 血圧を自分でも測るようにする
 血圧は変動が激しいものです。自動車を運転しているときは、最高血圧が220mmHg以上にも上がるといいます。また、普段は何ともないが、医者の前にくると血圧が上がる人もいます。自分でも注意して血圧を測るようにしましょう。ただし、指先や手首で計るタイプの血圧計は不正確ですから、できるだけ使用しないようにしましょう。 自宅で血圧を測るときは、起床後のトイレをすませた後で朝食前と就寝前の2回測ると良いでしょう。

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