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2015年12月21日

食事療法を守るコツ(その2)

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Ⅲ 献立をたてる場合に注意すべき食品・料理

1)主菜で使用する食品で、脂質が多く含まれ、1単位の数量が少ない食品
  
食品名1回の常用量        (グラム)    単位数
牛ロース(ステーキ) 90 3
豚ロース(カツ) 90 3
豚ひき肉 60 2
鶏手羽肉(一枚) 80 2
さんま(小一匹) 80 2
ぶり(小一切れ) 60 2
まぐろトロ(一人前) 90 3
うなぎ(二切れ) 60 2
塩さけ(小一切れ) 60 2
がんもどき(大一枚) 90 3
生揚げ(一枚) 150 3

2)油脂を多く使用する料理:油脂の使用量は、材料の種類、量および調理方法によってかなりの差がありますので注意が必要です。単位はグラム。
 
 トースト(マーガリン、バター) ………………  1〜2
 チャーハン(バター、油)、焼そば(植物油)…材料の8%…1〜3
 素揚げ(植物油)…………材料の5%………… 0.3〜0.5
 空揚げ(植物油)…………材料の8%………… 0.4〜0.8
 フライ(植物油)…………材料の10%………… 0.5〜1.0
 和風炒め(植物油)………材料の5%………… 0.3〜0.5
 ムニエル(植物油)………材料の5%………… 0.3〜0.5
 野菜ソテー(植物油)……材料の5%………… 0.4〜0.8
 中華炒め(植物油)………材料の5%………… 0.5〜1.0
 中華風かに玉(植物油)…材料の5%………… 1.0〜2.0
 和風サラダ(ごま油)……………………………     0.2〜0.3
 ポテト、マカロニサラダ(マヨネーズ)………… 0.5〜0.7
 生野菜(ドレッシング)………………………… 0.5〜0.7

 糖尿病の食事コントロールを乱している原因のひとつに、油脂類のとり過ぎがあります。西洋料理や中華料理には油を使っている料理が多く、また、使用されている油の量もはっきりしないために、知らず知らずの内にとり過ぎている傾向が見受けられます。表5の油脂類を極端に制限する必要はありませんが、一日の指示範囲量内に収まるように、料理に計画的に使うことが大切です。

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