洪内科クリニックの専門医による糖尿病通信

Ⅰ　ヘモグロビンA1cとは何か 　 血液中の赤血球は「ヘモグロビン」というタンパク質で構成されています。このタンパク質のヘム部分の鉄原子に酸素分子が結合する...

Ⅳ　現代のウエイト・トレーニング 　 ウエイト・トレーニングは、1945年の第二次大戦終結後、大きな発展を遂げました。サンドウの全盛時代から数えて既に100...

Ⅰ　はじめに 　 運動療法というと、「歩け歩け」の歩行運動を指すのが一般的ですが、筋肉量を増してブドウ糖の消費量を増やすことで糖代謝を改善する効果がある筋力...

Ⅰ　はじめに 　 1987年に世界保健機構（WHO）はアルコール飲料が口腔、咽頭、食道、肝臓の癌の原因であり、人への発癌性の十分な証拠があると発表しました。...

Ⅰ　はじめに 　 わが国の大量飲酒者は推定400万人ですが、アルコール依存症としてフォローされているのは20万人程度にすぎません。ほとんどの飲酒者が依存症状は...

Ⅰ　はじめに 　 食事療法は全ての患者さんが実践すべき脂質異常症治療の基本です。その目的は、①リポ蛋白代謝での負荷や障害の原因を取り除き異常を改善して、②合併...

Ⅰ　コレステロールは高いほど長生きするのか　 　 「コレステロールは高いほど長生きする」という新聞記事が掲載され、コレステロール低下療法中の患者さんに不安を与え...

Ⅱ　日本人の血清脂質の推移 　 「日本人の血清脂質調査」は、わが国での血清コレステロール値の動向を知るために1960年から10年ごとに行われている全国調査で、...

Ⅰ　はじめに 　 血清低比重リポ蛋白コレステロール（LDL）は虚血性心疾患の重要な危険因子です。フィンランド、米国、ギリシャ、イタリア、旧ユーゴスラビア、オラ...

Ⅳ　今回フランスで行われた臨床試験結果をどう考えるか 　 CNAMTS試験は、フランスの主要な健康保険データシステムから下記の条件を満たす患者を抽出して検討...