洪内科クリニックの専門医による糖尿病通信

質問4：夕食後、何時間したら寝てもよいのでしょうか？ 回答 　食物が胃内に停滞する時間は消化に要する時間で、一般的には2～3時間は必要だとされています。この...

Ⅰ　はじめに 　 糖尿病患者さんを対象にした公開講座に寄せられた質問を分析したところ、食事療法に関する質問では、食事計画に関するものが最も多かったことが分か...

Ⅲ　脂肪の取り方 　体脂肪の蓄積は、消費するエネルギーに比べ、食事で摂取するエネルギーが多いときに起こります。平成17年の「国民健康・栄養調査」の結果では、総エネ...

Ⅰ　はじめに 　 我が国の糖尿病患者数は、生活習慣と社会環境の変化に伴って急速に増加しています。特に、我が国の糖尿病の大部分を占める2型糖尿病では、食の欧米...

Ⅱ　インスリン注射とアルコール皮膚消毒 1）年齢の及ぼす影響 　注射部位のアルコール消毒が実施できない頻度は、40才未満では0％なのに対して、50歳代で2....

Ⅰ　はじめに 　 現在世界の糖尿病患者数の合計は、1億9,400万人であり、2025年には、3億9千万人まで増加すると予想されています。現在のわが国で、糖尿...

2）硝子体手術 　 1992年に、後部硝子体膜の肥厚があり、硝子体牽引の関与が強く示唆されるような症例に対して、硝子体手術が有効であることを初めて示しました。...

Ⅳ　糖尿病黄斑症の治療 　 糖尿病黄斑症による視力低下は、不可逆的なことが多く、遷延化すると網膜の中心窩に硬性白斑が沈着して、恒久的な視力低下に陥ってしまいま...

Ⅲ　糖尿病黄斑症 　糖尿病黄斑症は、上記の糖尿病網膜症の進行過程で、網膜血管の変化と硝子体の変化が複合して発症します。一般に、（1）黄斑浮腫、（2）虚血性黄斑症、...

Ⅰ　はじめに 　 糖尿病黄斑症は、網膜の中央部にあり、ものを診るために最も重要な部分である黄斑に、毛細血管竜や毛細血管からの漏出により浮腫が生じる状態です。黄...